自治体・祭り関係者様の声

【実績紹介】笠間市|通年プロモーション (包括的連携協定)

作成日:2019/12/23
更新日:2019/12/23
【実績紹介】笠間市|通年プロモーション (包括的連携協定)

【 プロジェクト概要 】通年プロモーション (包括的連携協定)
【 お客様区分 】地方自治体(笠間市)

 
茨城県笠間市は首都圏から100㎞圏内であり、鉄道や充実した高速道路網、また茨城空港が台湾との直通便を運航するなど、アクセスしやすい立地でありながら、観光プロモーションに課題をお持ちでした。また、笠間市は「毎週のようにお祭り(イベント)が開催されている」と言われるほどお祭りの多い地域なのですが、なかなかお祭りを効率的に観光活用するまでに至っていませんでした。
単なるお祭りの開催ではなく年間を通してプロモーションを行うことで、お祭りを観光活用する支援をオマツリジャパンが行いましたので、取り組みの事例をご紹介致します。

お客様情報

・御担当者:茨城県笠間市 観光課

笠間市へのアクセス

【電  車】東京方面 (上野)–>JR常磐線(70分)–>JR常磐線友部駅–>JR水戸線笠間駅(10分)
【高速バス】東京方面 (秋葉原駅)–>笠間手越–>やきもの通り–>笠間駅前–>笠間稲荷神社入口–>笠間ショッピングセンター ※茨城交通ホームページはこちら

オマツリジャパンを知ったきっかけ

-オマツリジャパンを知ったきっかけについてお聞かせいただけますか。
笠間観光協会を通じて、オマツリジャパンさんの存在を知ることになりました。悪態まつり笠間のまつりに参加していただいて、盛り上げてくれている団体がいると感じていました。

注)オマツリジャパン営業担当
オマツリジャパンが法人化する以前に、弊社代表の加藤が、お祭りへの参加を通して笠間観光協会の方と知り合いました。参加者として何度か笠間市のお祭りに足を運んでいる内に、笠間観光協会の方から笠間市の方を紹介していただきました。

オマツリジャパンと契約するに至った経緯・決め手は?

-どうしてオマツリジャパンと連携しようと思ったのでしょうか。その経緯と決め手について聞かせて下さい。
笠間市は「毎週のようにお祭り(イベント)が開催されている」と言えるほど、多くのお祭りが行われている地域ですが、なかなか効果的に観光活用が出来ていませんでした。
オマツリジャパンさんとは、法人化する前からのお付き合いでして、色んなご縁が重なって知り合うことが出来たのですが、以前から笠間のお祭りに足を運んでいただいて、お祭りを楽しんでくれたことを後から知りました。
「都会の若い人達にこんなに楽しんでもらえる程、笠間市のお祭りって実は魅力があるんだ」と我々も再認識させられ、「もっと笠間のお祭りの観光活用が出来るかもしれない」と、手ごたえを得ました。
そんなことがきっかけで、徐々にオマツリジャパンさんに支援をお願いするようになりました。

プロジェクトの概要

―オマツリジャパンと一緒に取り組んだプロジェクトの概要についてお聞かせ下さい。
始めはオマツリジャパンのサポーターさん達に笠間のお祭りに足を運んでもらう「ツアー」の集客を主にお願いしていたのですが、笠間市では台湾からのインバウンド推進を行っており、台湾へのPR方法を相談したところ、オマツリジャパンさんから、外国人向けのプロモーションを行っている昭文社さんを紹介していただき、「3者でタッグを組まないか?」というお話をいただきました。
昭文社さんは旅行ガイドブックの編集やデジタルマーケティングに強みがある企業ですので、お祭りをより観光活用していくため、3者で「包括的連携協定」を締結することになりました。

笠間市&昭文社&オマツリジャパンで包括的連携協定を締結

3者が連携した上で、単なるお祭りの開催ではなく、年間を通して笠間市で開催されるお祭りへの参加体験型ツアーの実施や、それに伴うプロモーションや情報発信を行っています。
情報発信は主に事前の告知記事を配信することに加え、お祭りに参加した方がそれぞれご自身のSNSで情報を拡散してもらうことでお祭りの魅力を内外に発信しています。

お祭り参加体験ツアーは複数のお祭りで行っていますが、その一つを掘り下げてご紹介します。

笠間のまつり体験ツアー

夏に開かれる“笠間のまつり”では、お祭りへの参加と農泊体験を組み合わせて行いました。

笠間のまつりとは

笠間のまつりは平成2年に地元の青年会議所のメンバーによって始まり、市民参加型の祭りとして試行錯誤を続ける中でねぶたや神輿が登場する現在の形になりました。
比較的新しいお祭りで、バラエティに富んでいるのが特徴です。

パレードには青森からやってきたねぶたに地元有志によるねぶた、神輿に稲荷ばやしやフラダンス、よさこいも参加し、約1,000人の市民が一体となってお祭りを盛り上げます。

【笠間のまつり】主催者インタビュー記事はこちら

祭り参加体験の様子

今回のツアーでは、ねぶたの跳ね人としてお祭りに参加しました!笠間稲荷神社にちなみ、キツネの耳をつけて仮装。「らっせーら!」の掛け声とともにねぶたを盛り上げました。

お祭りの後は農泊体験。取れたての野菜を使った食卓を皆で囲み、翌日は野菜の収穫体験を楽しみました。

2018年笠間のまつり&農泊ツアーの様子はコチラ

プロジェクトによって得られた成果

―プロジェクトによって得られた成果についてお聞かせ下さい。
ツアー参加者の方には、お祭りを楽しんでいただくだけでなく、合わせて笠間市内を周遊して楽しんだ様子をSNSで拡散していただくことで、笠間市の魅力を国内外に発信できたのではないかと思います。
包括的連携協定を結んでから今年で2年目となりますが、回を重ねるごとにノウハウや経験値も蓄積されてきていますので、次に活かしていきたいですね。

今後、オマツリジャパンに期待すること・要望など

―今後、オマツリジャパンに対する要望があればお聞かせください!
純粋にお祭りを楽しむ♪
日本人古来の心意気や奥ゆかしさを笠間市民に浸透させていただきたいですね。少子高齢化や幼児虐待など暗いニュースが多い世の中において、“田舎らしさ”とでも言いますか、ご近所付き合いがあって、御山の大将がいて、都会から来た人達に、『いいね( ´∀`)b!』していただけるような地域づくりのお手伝いをお願いしたいですね。
また、最近はカフェなども市内に多く見られ、通年で若い人達も足を運べるスポットが増えてきていますので、どんどん若い人を呼び込んでもらいたいです。
台湾などで縁がある『天燈節(スカイランタンフェス)』など、暖かい光で街中を照らして輝かせてください。

オマツリジャパン担当者より

これまで仕事で多くの地域・自治体を訪問しております。「行ってみるととても街が素敵」「人がとにかく親切で優しい」「行くまではどんな魅力があるのかがわからなかった」。このような印象をもつ地域も多々あり、笠間市はその最たる街です。
笠間市にとっての誘客ターゲットの一つである「東京圏の若い人たち」。通年で笠間に足を運んでもらうためには、「笠間市が持つ素敵な資源」をいかに「遠方の若い人たちに伝える」かが大事だと考えています。
・先ず、足を運んでもらう。
・そして街で楽しんでもらい街の良さを知ってもらう。
・その街の良さを同じ属性の友人知人に共有(拡散)してもらう。
・並行して、楽しんだことを記事に起こし、若者たちが何に喜び楽しんでもらったかを地域を越えて広い世代に知ってもらう。
包括的連携協定として上記の取り組みを単発ではなく、継続的に‟持続可能な地域おこし”を実施しております。
また、住民の課題やニーズを満たす施策を祭りを通じて具現化するお手伝いもしており、天燈節(スカイランタンフェス)もその一つです。
今後とも笠間市に住む方、働く方の事を良く知り、皆様が求める事をお祭りという形で解決していく。そんなお仕事を続けていければと考えております。

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株式会社オマツリジャパン

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