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祭り・イベント総合研究所、「祭り・イベント開催に関する一般生活者意識調査」を実施。 祭りの復活が予想される夏から秋にかけて、生活者の祭りへの関心は非常に高いことが明らかに。 引き続き感染症対策を徹底した上で、多くの人が楽しめる祭りを。

作成日:2022/6/15
更新日:2022/6/15
祭り・イベント総合研究所、「祭り・イベント開催に関する一般生活者意識調査」を実施。 祭りの復活が予想される夏から秋にかけて、生活者の祭りへの関心は非常に高いことが明らかに。 引き続き感染症対策を徹底した上で、多くの人が楽しめる祭りを。

「祭り・伝統文化の企画や運営等のサポート事業を行っている専門会社 株式会社オマツリジャパン(代表取締役社長:加藤 優子、所在地:東京都練馬区、以下オマツリジャパン)のシンクタンクである「祭り・イベント総合研究所」が、祭り・イベントの復活が予想される今年の夏から秋に向けて、第3弾となる「祭り・イベント開催に関する一般生活者意識調査」(調査期間:2022年5月11日~6月4日)を実施しました。

新型コロナウイルス感染症拡大の影響により開催中止を余儀なくされた祭り・イベントが、この夏から秋の復活に向けて動く中で、多くの一般生活者も祭り・イベントに対する関心が非常に高いことがわかりました。

本調査の詳細なレポートについては、【 https://bit.ly/3tClqYI 】よりダウンロード可能です。

調査サマリー

(1) 今年の夏の祭り・イベントに対する関心は非常に高い

(2) 数年ぶりに開催される祭りや地元の祭りが注目されている

(3) 祭りを楽しみにする人が多い一方で、感染症対策も求められる

調査結果

今年の夏の祭り・イベントに対する関心は非常に高い

今年の夏から秋にやりたいことで「祭り・イベント」を選択した人は全体の77%であり、「国内旅行」の78%に次ぐ割合でした。

また、全体の95%が今年の夏から秋の祭りに「行きたい」もしくは「どちらかと言えば行きたい」と回答しており、中でも「花火」「屋台」の祭りが特に人気であることがわかりました。

数年ぶりに開催される祭りや地元の祭りが注目されている

祭りに行きたい理由として61%が「コロナ禍で祭りがしばらく開催されていなかったから」を選択しているほか、コロナ禍前後で行きたい祭りの特徴に22%が 「差はある」と回答しましたが、その祭りの特徴の変化として「数年ぶりに開催される祭り」や「近くの場所で開催される祭り」に行きたくなったと回答している割合が多く、祭りの中でも数年ぶりに開催される祭りや地元の祭りが注目されていることがわかりました。

祭りを楽しみにする人が多い一方で、感染症対策も求められる

祭りに行くにあたって非日常や高揚感、屋台の充実を重視する人が多く、祭りに関して知りたい情報でも感染症対策以上にタイムテーブルや写真などが多く選択されていました。

一方で、祭りに対して「密になる危険性」や「飲酒による危険性」を心配する人も多く、引き続き祭りにおいて感染症対策は必要不可欠であることが再認識されました。

提言

本調査の結果を踏まえ、下記を本調査の「提言」といたしました。

・全国の祭り・イベント関係者向けの第2回調査(2021年8月実施)では祭りの担い手不足が課題感として強くあったが、今回の調査で一般層は「数年ぶりに開催される祭り」や、「近い場所で開催される祭り」に対して強く興味を持っていることがわかった。地域コミュニティ存続のためにも、今年こそ地域の人々を祭りに巻き込むような取組を積極的に行う必要がある。

・新型コロナウイルスに対する課題感は依然として強い一方、祭りに対して非日常や高揚感を求める声も多い。開催方法の検討にあたっては、科学的根拠に基づく感染症対策を徹底した上で、祭りの参加者・来場者と丁寧にコミュニケーションをとり、地域の魅力や独自の楽しみ方と向き合った上で、より多くの人が安心しながら楽しめる方法を考える必要がある。

・各地域の祭り・イベント開催の検討にあたっては、外部の成功事例や疫学/祭り・イベント専門家の意見を積極的に地域に取り込み、地域の特性に応じて活用することが望ましい。

・祭りをきっかけとした地域活性化にあたっては、祭りに関する情報や楽しみ方のみでなく、地域独自の「食・グルメ」や「地域の歴史や文化」などの紹介を同時に行うことが効果的だと考えられる。

調査概要

調査方法 :オンラインアンケート調査

調査時期 :2022年5月11日~6月4日

調査対象 :10代から60代の男女295名

内訳   :10代以下 9名、20代 78名、30代 89名、40代 59名、50代 44名、60代以上16名

調査結果の詳細レポートは右記よりご申請下さい→https://bit.ly/3tClqYI

「祭り・イベント総合研究所」について

全国の祭りサポート専門会社、株式会社オマツリジャパンが立ち上げた祭りや季節イベント、伝統文化、文化財に関する市場調査を実施するシンクタンクです。祭り・イベントに関する関係者や来場者を対象とした様々な意識調査や有識者インタビュー等、これまでナレッジとして世の中に共有されてこなかった情報発信を通じて、祭り・イベントの課題に新たなアイデアや気づく機会を提供し、活性化に取り組んで参ります。

株式会社オマツリジャパンについて

日本には約30万件の祭りがあると言われています。祭りは地域を代表する文化、地域住民の生きがいの場であり、様々な経済活動の場となっていますが、少子高齢化による人手不足、応援者減による資金不足、アナログな情報発信によるPR不足等により、衰退し危機的な状況にあるお祭りが増えてきています。日本初のお祭り専門会社「株式会社オマツリジャパン」は、「祭りで日本を盛り上げる!」をミッションとし、日本全国の祭りや伝統文化の開催支援や観光活用を通し、地域活性化に取り組んできました。これまでの300件を超えるサポート実績を活かしながら、地域のファンによって地域が支えられる仕組みを作ることで、地域文化のヒト・モノ・カネの課題を解決し、その継承に取り組んでいます。

会社概要

名称:株式会社オマツリジャパン

代表取締役社長:加藤優子

所在地:〒177-0053 東京都練馬区関町南四丁目17番3-706号

事業内容:祭り・地域文化サポート専門会社 祭りや地域文化のコンサルティング、祭りを活用した企業プロモーション、祭りのWEBプラットフォーム、祭りの団体コーディネート、他

WEBサイト:            https://company.omatsurijapan.com/

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