ニュースリリース

“文化×観光”で、富岡地域のファンを創出。地域文化の発展を支援する WEBプラットフォーム「ブンカジャパン」を群馬県富岡市と開始。

作成日:2022/5/11
更新日:2022/5/11
“文化×観光”で、富岡地域のファンを創出。地域文化の発展を支援する WEBプラットフォーム「ブンカジャパン」を群馬県富岡市と開始。

株式会社オマツリジャパン(代表取締役社長:加藤 優子、所在地:東京都練馬区、以下オマツリジャパン)は地方創生の一手として、地域文化の発展を支援するWEBプラットフォーム事業「ブンカジャパン」を展開しております。その一環として群馬県富岡市にて、「ようこそ、明治へ 生糸が育んだ文明開花」としての情報発信を、2022年5月10日(火)よりスタートしました。

「ようこそ、明治へ 生糸が育んだ文明開花」富岡

 「ようこそ、明治へ 生糸が育んだ文明開花」富岡

今回のブンカジャパンでは、明治維新で変化した日本人の暮らしの陰と陽が感じられるスポットに特に焦点を当てています。

「陽」を感じられるのは「富岡製糸場」。日本で最初の官営模範器械製糸工場として、世界遺産に登録されるほど明治時代の文明開花を支え、明治時代の近代化政策を象徴する施設です。また、女性の社会進出の原動力となった、富岡製糸場で働く女性(工女)のストーリーにも焦点を当て、工女のライフスタイルや周辺の街歩きスポットをご紹介しています。

「陰」を感じられるのは「妙義山」。かつて妙義山では、日本独自の文化である「修験道」の修行者「山伏」が修行を行っていましたが、明治維新によってその文化は途絶えてしまいました。富岡製糸場が明治の近代化を象徴する一方で、妙義山では明治の近代化の過程で失われてしまった「修験道」や「山伏」の文化の足跡を知ることができます。

画像提供:富岡市

コメント

一般社団法人富岡市観光協会 ダミアン・ロブション

教科書でもおなじみの富岡製糸場ですが、世界遺産としての価値に偏りがちなところがあり、ただの史跡見学で終わる物見遊山的な観光地として頭を悩ませていました。そこで、オマツリジャパンと文化庁の補助事業に取り組む中で、「文化観光」に着目し、「明治維新」を軸とした富岡の歴史を体験できるストーリーとして磨き上げました。今回はブンカジャパンを通じて、富岡製糸場だけではない富岡の魅力に触れていただければ幸いです。

株式会社オマツリジャパン 田中美咲

富岡製糸場と聞いても、「あの渋沢栄一が関わった世界遺産か。たしか糸が有名だった気がする。」九州出身の私にとってはそのようなイメージしかありませんでした。しかし、富岡の魅力は掘れば掘るほど面白いストーリーに溢れていて、歴史も本も苦手な私が富岡日記という本を買って読み込むまでに至りました。明治維新によってこんなにも陰と陽に変化した日本人の暮らしが“同時に感じることのできる街”というのが、ここ富岡の最大の魅力だと思います。このブンカジャパンを通して、富岡で感じられる日本の文化や歴史が1人でも多くの人の心に届けば幸いです。

「ブンカジャパン」の取り組みの背景・目的…目指すのは、地域文化継続のためのファン創出と「文化観光」の実現

祭りや関連する伝統文化などの地域文化は、コロナ禍以前から担い手の高齢化や後継者不足、資金不足等による保存・継承の問題がありました。そこへ新型コロナウイルスの慢性的な影響により、祭事の中止や披露の場がなくなったため、これまで支えてきた地域の運営体制に限界が生じてきている地域も数多く見られます。

オマツリジャパンは2015年の設立以来、「祭りで日本を盛り上げる!」をミッションとし、日本全国の祭りや伝統文化の開催支援や観光活用を通し、地域活性化に取り組んできました。これまでの300件を超えるサポート実績から、地域文化が抱える深刻な課題に対して、保存・継承を目的として地域文化を新たな形で観光を推進し、文化と観光を掛け合わせることで、地域の内外にファンを生み出し、アクションに繋げることが最も有効な解決策になると考えています。

このような状況を受け、2020年5月1日に「文化観光拠点施設を中核とした地域における文化観光の推進に関する法律」(以下、文化観光推進法)が文化庁より施行され、地域の文化資源の観光活用によって文化についての理解を深めるための観光「文化観光」を推進しています。

更に、地域のファンによって地域文化が支えられる仕組みを作ることで、地域文化のヒト・モノ・カネの課題を解決し、地域文化の継承を目指します。

※「文化観光」とは?

日本全国の文化財(有形/無形)を観光活用することで、地域経済を活性化し、文化資源の保存につなげることを目指しています。地域の文化資源の観光活用により、地域の魅力向上、来訪者の増加が期待できます。


※地域文化のファンのための新たなプラットフォーム事業「ブンカジャパン」についてのプレスリリースはこちら

プレスリリースはこちら

株式会社オマツリジャパンについて

日本には約30万件の祭りがあると言われています。祭りは地域を代表する文化、地域住民の生きがいの場であり、様々な経済活動の場となっていますが、少子高齢化による人手不足、応援者減による資金不足、アナログな情報発信によるPR不足等により、衰退し危機的な状況にあるお祭りが増えてきています。日本初のお祭り専門会社「株式会社オマツリジャパン」は、「祭りで日本を盛り上げる!」をミッションとし、日本全国の祭りや伝統文化の開催支援や観光活用を通し、地域活性化に取り組んできました。これまでの300件を超えるサポート実績を活かしながら、地域のファンによって地域が支えられる仕組みを作ることで、地域文化のヒト・モノ・カネの課題を解決し、その継承に取り組んでいます。

会社概要

名称:株式会社オマツリジャパン

代表取締役社長:加藤優子

所在地:〒177-0053 東京都練馬区関町南四丁目17番3-706号

事業内容:祭り・地域文化サポート専門会社 祭りや地域文化のコンサルティング、祭りを活用した企業プロモーション、祭りのWEBプラットフォーム、祭りの団体コーディネート、他

WEBサイト:  https://company.omatsurijapan.com/

「文化観光」の推進に関するノウハウをオマツリジャパンのHPにて公開しています。ぜひご覧ください。

・“文化観光”で持続可能な未来を作る 地域の文化財を活用する”文化観光”を解説!!

https://company.omatsurijapan.com/wasshoicv/column/bunkakankou/

・文化観光を行いたい自治体様へ!実績多数のオマツリジャパンがサポートいたします

https://company.omatsurijapan.com/wasshoicv/column/bunkakankou-2/

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